転勤族の妻は自己肯定感が低い。その理由に納得!

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私は転勤族の妻です。転妻歴は15年以上。

その15年の中で私は性格が変わったなと実感することがあります。

それは自分の腰の低さと自信のなさ。

なんでこんなに腰が低くなったんだろう?
自信喪失してるんだろう?

それはたぶん自己肯定感が極端に低くなったからだと思います。

どうしてそうなったのか分析してみました。

そうすると、転勤族の妻なら誰でもなり得る理由が出てきたので紹介したいと思います。

目次

転妻が自己肯定感が低い理由1:稼げない

転勤族の夫を持つ妻の共通点は、

いつ引っ越すのかわからないのでまともに働きに出られない

だと思います。

わが家は2〜3年で引越しが多いですが、1年で辞令が出たこともあり、パートの仕事を始めたばかりなのに1週間で辞めざるを得ない状況になったこともあります。

働きに出たくても出られない。働けたとしても、いつ辞めても問題ない仕事内容しか選べない。

正社員なんて絶対無理で、バイトの中でのキャリアアップすら叶わない。時給を上げることもできない。

やめる時は1ヶ月前に申告…という社会人としての良識も保てない。下手すりゃ2週間前に告げることもできない。

あっと

うちは内示後2週間で引越し完了させないといけないので、内示通告当日に退職するしかない勢いです。

立つ鳥跡を濁しまくり。社員だけでなくバイト仲間にも迷惑かけて退職することもありました。

そんな急な辞め方しかできないので、責任ある地位に就くなんて到底無理。淡々とこなす仕事しかできない。

それで満足できるならいいけど、私はスタッフやお客様とコミュニケーションを取ること、キャリアアップすることに意義を持っていたので、いつ辞めてもいい地位でしかいられないなんて嫌でした。ずっと最低時給だし。

パート程度の収入では自分で生活なんてできない。
そんな生活力・経済力のない自分が情けなく、自己肯定感はどんどん低くなりました。

自分でお金を稼げないというのは、社会人としての自信を大きく失います。

夫に養ってもらってる。夫がいないと生きていけない。

そんな情けない立場でいる自分が本当に嫌で、何もできない自分にイライラします。自分が嫌いになります。

夫の赴任期間も安定しないので、今はパートの仕事すらしていない専業主婦。自活できない私の自己肯定感は地に落とされました。

今もこの低い低い自己肯定感で、自分自身をいじめ、いじめられてるような気持ちで生活しています。

転妻が自己肯定感が低い理由2:いつも新入り

転勤族の妻も「自分のコミュニティーがほしい」と思って、友達作りに励みます。

私も転勤生活4ヶ所目くらいまではがんばってました。

あっと

でもなんでいつもこんなに気疲れするんだろう?
友達作りってこんなにしんどかったかなぁ?

と考えて、気づいたことがありました。

引っ越した先で、どこかのコミュニティーに入る時はいつも『新入り』だということに。

いつも新入りということは、いつも下っ端なわけです。

友達に上下関係はないはずだけど、大人になって一から友達を作るには、子供がいるなら公園デビューをしに行ったり、いなければ何か習い事をしたりして知り合いを作るしかない。

そこに行くと、すでにできあがったコミュニティーに入るので、私はいつも一番新入りでした。

めちゃくちゃ気を遣います。

あっと

仲間に入れてください。
どうぞよろしくお願いします。
仲良くしてください。
まだこの街のことわからないので色々教えてください。

など、とにかくお願いする立場なのです。

最初からタメ口で馴れ馴れしく
「みんなよろしく〜〜(⁎˃ ꇴ ˂⁎)♪」
とか言えません。年上や年配の人もいるし。
最初は敬語で控えめに挨拶しますよね。

そしてできあがっているコミュニティーほど打ち解けるのは難しい。受け入れてもらうのは難しいです。

やっと受け入れてもらえた!と思ったとたんに転勤の辞令が来ます。

そしてみんなに挨拶する時間もなく去ります。なんて失礼なヤツ。

そしてまた新しい土地で、同じことを一からやるのです。

あっと

また新しいコミュニティーに受け入れてもらうのに何回会えばいいのやら?

わかりますか?

この受け入れてもらうという言葉。もう上下関係できてますよね。

いつも転勤族の妻は下にいます。それが当たり前になっていきます。

そりゃ自己肯定感は低くなりますよ。ずっと下位にいるんですから。

こんな生活に慣れてしまって、こないだ昔からの友達にまで

あっと

会ってもらえるの本当に嬉しい!!

と言ってしまいました。

なんで?友達なんだから当たり前じゃん!!
『会ってもらう』とか言わないで?

と言ってくれて嬉しさで泣きそうになりました。

旧友にさえ、こんな下からの姿勢になってしまっている自分に愕然としました。

私はもうすっかり子分体質になっていて、「会ってもらう」「受け入れてもらう」と対等な友達でいる自信を失っていました。

私がもし逆の立場だったら、なんでそんな距離のある言い方するの?と悲しくなると思います。

友達にそんな気持ちにさせてしまったかもしれなくて申し訳なく思いました。

こんな状態なので、2〜3年ごとに新入りにならないといけない転勤族の妻の自己肯定感が低くなっても仕方ない、当然だと思いました。

卑屈ですよね。卑屈になっちゃうんですよね。

自己肯定感が低いと自信もなくす

自分で稼ぐ力がない。いつも新人。

そんな状態では、持っていた自信も自尊心もへし折られます。

「私ってなんてダメな人間なんだろう?」

と、自分を責める癖までついてしまいます。何か悪いことが起きると「私がダメだからだ」と思ってしまったり。

笑顔は減って、猫背になって、生きててすみませんくらい思うようになります。(私はそうなってました)

さらに世間からは

専業主婦は役立たず

のレッテルを貼られ、政府からは

第3号廃止しちゃおっかな〜?

と脅され、でも引越しがあるからフルで働くなんて難しい。

みんなが私を責めている。そんな気にさせられ、自己肯定感なんて地に落ちます。

タイミーで名前も呼ばれない、人として扱ってもらえないような稼ぎ方しても、やっぱり自己肯定感は上がらないですよね。

自己肯定感を上げるにはどうすればいいのか

一度だけ、転勤族の妻でも地元の人と対等な関係でいられたことがあります。

オープニングスタッフの求人を探して働いたこと。

結局このお店も数ヶ月で退職に追い込まれましたが、オープニングスタッフで働いた時は、全員一緒にスタートなので、最初からみんなとタメ口で気楽に励まし合いながら働いて、すぐ友達になれました。

一度だけの経験でしたが、あの時だけは「受け入れてもらわなきゃ!」とか考えず、上下も考えず、みんなと仲良くやりたいという気持ちだけでコミュニケーションをとることができました。

数ヶ月で終わってしまったけど、その時の同僚だった人たちは私の立場もわかってくれていて、退職する時も寂しがってくれて、幸せな気持ちで終わることができました。(本当はやめたくなかったけど)

なので、私と同じように自己肯定感が低くなって自信喪失してしまっている人は、オープニングスタッフ募集の会社(店)で働くと良いと思います。

習い事の場合も、『⚪︎月度受講生募集』といった、みんな一斉にスタートするものだと対等でいられて良いですね。

「毎週月曜にやってます。随時入会受付けます!」な習い事に行ったことありますが、みんな何年もやってる人たちだったので、受け入れてもらうのに4ヶ月かかりました。

やっとランチに誘ってもらえたその日の夜に辞令が出て、ランチ当日に引越しました。

みんな私のことどう思ってるかな?ドタキャンした!と思ってるかな。悲しい。

もし働けるくらいの赴任期間があるなら、オープニングスタッフは絶対おすすめです!

自己肯定感が低いのは自分のせいだと思わないで

これは自分にも言い聞かせていることですが、自己肯定感が低いのは自分がダメ人間だからと思わないでほしいのです。

絶対ダメ人間じゃないですから!

こんなに辛抱強く生きている私たちがダメ人間なはずないです。

この忍耐力はきっとすごい糧となって、将来何かの役に立つ時が来るはずです。

これだけの忍耐力が自信となって、自己肯定感が上がる日がくると信じています。

私はこの経験のおかげで、こうやってブログでいくつかの体験談を書くことができ、きっとどなたかのお役に立てていると自負しています。

まだまだ自己肯定感は低いけど、以前よりは上がってきたと思っています。

自己肯定感が低くなってしまったのは絶対にあなたのせいではないです。

まとめ

自己肯定感が低くなるのは、『自分で稼げる環境にない』『いつも新人』でいるしかないから。でもそれはあなたのせいではない。

何か決定的な解決策があればいいのですが、まだ私も見つけきれていません。

でも私と同じ気持ちの人がいて、少しでも共感できたり、励ましになれたなら、こんな嬉しいことはありません。

あなたを癒すことができ、私の自己肯定感も上げられてWin-Winですね!お互い幸せになりましょう♡

転勤族の妻に友達ができない理由も参考にしてください↓
あなたが悪いのではないことがわかりますよ!

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