先週に引き続き、楽しみにしてた『やすとものいたって真剣ですの中川家SP』の後編。
後編はさらに深くて、笑いもあったけど、色々考えさせられながら見ました。
気張らずに、そばにいる人を大切にしながら生きていきたい。そう思った回でした。
ネタバレもありつつ、思いついたままの感想を綴っていきます。
前編の感想はこちら
対談後編の感想
やっぱりいいなぁ、この4人。
4人で前のめりになって喋ってるのが、なんか楽しくてこちらも笑ってしまう。
台本もなく好きに話してるのにまとまってるし、見てて全然疲れない。
芸人仲間からの質問もよかった。
ブラマヨ小杉さんの話もよかったのに、Tシャツの『XLARGE』のロゴが気になって内容入ってこなかったw
教えてくれんでもそうやろなとしか思わんから。笑
M-1は、第1回はふんわりしてた気がする。見てたけど記憶はおぼろげ。でもめちゃくちゃ面白くてずっと笑ってたなぁ。
剛さんが言ってた「M-1のために漫才やってるんじゃないからね。お客さんのためやからね」はほんとにそのとおりだし、それをビシッと言ってくれて嬉しかったなぁ。
M-1が大きくなってくるほど、芸人が自分の技を見せるのに必死になってて、客(視聴者)の私は引いていってたから。
独りよがりな(二人だけど)ネタだなぁと思うことが多くて、なんか笑えなくていつからか見るのをやめてしまった。
若手漫才師と私の年齢の乖離もあって、笑いのツボが合わなくなってるせいもあるんだろうけど。
でも剛さんは「お客さんのために漫才をしろ」と言ってるとこがプロだなと感服した。
若手芸人が「毎年夏休み過ぎたくらいからM-1のこと考え始めて胃が痛くなる」と言ってるのをテレビで聞いたことがある。
それこそM-1のために調整して、今ここで見てる客のことは二の次なのかなって思ってしまって笑えなかった。
M-1優勝したら人生一転するみたいだからしかたないとは思うけど、私は剛さんの、欲を見せないくらいの姿勢が好きだなぁ。
やすともも中川家ももうしっかり売れてて、余裕があるから言えることだとは思いますが。
礼二さんがM-1審査員した後にともこさんに電話をかけるというのも、全幅の信頼を寄せてるんだなぁと、その関係がうらやましい。
前編と同じ感想になるけど、すぐに相談できる人がいる、「相談するならこの人」とすぐに浮かんで、そして相手もすぐ反応してくれる、その信頼関係がうらやましい。
やすよがいいならいいよ、に共感
やすよさんの強さに、『妹』が出てて笑ってしまった。
年下って強いよね。年上が強く言うと、それはほんとに年下をいじめてるみたいになるから、年上は手加減せざるを得ない。
でも年下はそういう遠慮なんていらなくて、好きなこと言うし、口調も強かったりする。
それがやすとものケンカの話にも出てて「わかるーーー!」と笑ってしまった。
3人がやすよさんを可愛がってるのも分かるし、4人で会話してる時のやすよさんが年下の女の子になってるのも可愛らしかったなぁ。(*^^*)
みんなが『強いやすよさん』に頭が上がらないから「やすよがいいならいいよ」となるのもわかる。うちの実家も年下が一番強くて天下だから。
そうさせてくれる年上の包容力も垣間見えて、なんとも面白い回だったなぁ。
最後に、「(剛さんが亡くなったら)3人でやる?」のともこさんのフリに、
「やすよがええんやったらやるよ」と礼二さんがオチつけて笑った。内容的にしんみりしかけてた場が和んだ。
この4人、ほんと安心して見てられるなぁ。
剛さんのような先輩がいると安心する
剛さんの
看板芸人になっても後輩から頭はつかれる(叩かれる)芸人でいたい
という考え方が好き。
偉そうにしてる人は偉くないもんね。
威圧してるだけで、後輩も部下も信頼してないもんね。
敬意は払って、でも好きな事言わせてくれる先輩や上司はありがたい存在。
先週の前編での感想と似てくるけど、私はこの4人よりは少し年下だけど、似たような時代を辿ってきた。
今の40代〜50代前半の人たちは、昔の上下関係の厳しくて、成功のためなら何でもござれな風潮と、現代の上下関係はゆるいけどコンプライアンスは厳しいという間に立たされた過渡期の世代。
どちらのルールも受け入れていかないといけない。永遠の中間管理職。
やすともと中川家もそういう間に立ちながら、自分たちを作り上げて、でも偉そうな感じはなくて、というのは理想だなぁ。
今60以上の芸人さん達が、40代50代だった頃のテレビ番組(関西ローカル)では、その人達はすでに偉そうだったし、若手芸人がすごく気を遣ってたし、視聴者としてあまり気分良くなかった。
そういうベテラン芸人達も、関西で長く続いてた番組が終わったりして、やっと出演者の世代交代がされてきて、なんだか風通しが良くなったようで見てて楽しいなと思います。(と言っても、すっかりテレビ見なくなったけど)
テレビ出てる人はツヤがあるに共感
テレビ出てる人は年重ねてもツヤがある。舞台だけになるとカスカスになっていく
といった話もしてたけど、それもすごくわかる。
不特定多数の人に見られるのは、緊張感もあって気持ちもシャキッとするよね。
舞台は見たい人が観にくるから、味方ばかりだから、ちょっと気が緩むと思う。緊張感がなくなってハリがなくなるのかなぁと思います。
一般人でも仕事してる人は若々しい。人前に出なくなるといきなり老ける。
友達と会ってるだけだと、やっぱり気が緩むので、ハリも緊張感もなくてちょっとだらしなくなってしまうなぁと、専業主婦歴の長い私は痛感してます。
人前に出て若々しくあり続けたいなぁ。
まとめ
結局この4人の絆がうらやましいという感想に尽きる。
きょうだいとしての絆も強いし、4人揃ってのかけがえのない関係も他の人たちとじゃ無理だろうし。
こんなにゆるぎない関係を築けた人生は、本当に財産ですよね。
この4人ずっと推していく!
高校生の頃から好きだったけど、ともこさんの言うように一緒に歳を重ねていって、ずっと同じ感覚で笑いたい。
一つのことを突き詰めて精進していくという人生。そこで生まれた信頼関係。
自分にはできなかった分、やすともと中川家を推していくことで昇華していきたい。
もっと細かく綴りたいけど、それこそ独りよがりが過ぎるのでここまでにしとこ!
共感して最後まで読んでくださった人ありがとう!
前編の感想はこちら