さんまのまんま秋SPのゲストにつんく♂が出演。
『ハワイ』のキーワードでおまかせ録画で録れてました。
シャ乱Qファンだったので、つんくとさんまさんのトークを見れて嬉しかったです。
そしてさんまさんの優しさに胸が熱くなったので、シャ乱Qファン、つんくファンとして語りたいです。
見た感想は、見れてよかった!すごく面白かった!!
さんまさんの容赦のなさに救われる
喉頭がんにより声帯を摘出したつんく。ハワイ移住したこともあり、テレビの露出は減りましたよね。(あまりテレビ見ないのでけっこう出てるのかもしれませんが)
それでも『ハワイ』のキーワードのおかげで、つんくがテレビ出演するとけっこう見逃さずに見れているので、元気そうな顔を見るといつも安心します。
今回は『さんまのまんま』。
さんまさんとのトークは(私の知る限り)声帯摘出後は初めてだったので録画できててラッキー。どんな会話になるんだろう?とすごく楽しみでした。
つんくの出番の冒頭からもう面白い。
さんまさんがパソコンでのトークがめんどくさそうなのが笑える。
「ハワイから帰ってきてんの?」と訊くさんまさん。
パソコンで返事しようとするつんく。
「顔で言うて?(頷いて)」とお願いするさんまさん。
苦笑しながら大きく「うんうん」と頷くつんく。
「もう何年前?喉の手術したの」と訊くさんまさん。
パソコンに打ち込もうとするつんく。
「指で指で指で!!!」とパソコンを触らせようとしないさんまさん。
思いっきり笑いながら「8」と両手で表現するつんく。
そしてまた「いくつになったん?」と訊くさんまさん。
「54」と指で返事するつんく。
「数字で答えられる話にするわ。今まで何人くらい女と付き合ったん?」と容赦ない質問するさんまさん。
困った感じで爆笑して、「え?」と大袈裟に耳に手を当ててごまかすつんく。
このやりとりだけでめちゃ笑える。楽しすぎる。
その後も、他の番組にゲスト出演した時よりパソコンを使う頻度が少なくトークを展開していく。
もしかしたらさんまさんが単純にめんどくさいだけなのかもしれない。
でもつんくはすごく楽しそうに会話しているように見えた。
つんくがお土産入れた袋から、ポーズを取りながら醤油を出してきて、さんまさんはすぐ
「しょうゆうこと!」と反応する。笑
二人で醤油持って「しょうゆうこと!」とポーズ決める姿は本当に面白くて、シャ乱Q時代のお調子者のつんくそのもので楽しくて楽しくて。
私はただのファンで、偉そうにつんくのこと知ってる気になってるだけだけど、
こういうさんまさんの気を遣わない(ように見せる)姿勢は、つんくにとってすごく救われるんじゃないかなと思った。
他のトーク番組ではつんくはすごく気を遣われてる。『まつもtoなかい』に出演してた時も、松ちゃんでさえちょっと気を遣いながら話しかけてた。
さんまさんは気を遣わない。
「(声帯を失くして)歌えない歯痒さってすごいあるやろ」と直球で訊く。
「うん」と深く深く、大きく頷くつんく。よくぞ訊いてくれたという感じで。
そういう事に触れてほしくない人もいるとは思うけど、たぶんつんくは訊いて欲しかったんじゃないかなって思った。
病気をした人って、『可哀想な人』として扱われることが多い。配慮しなきゃって構えられることが多い。
そしてなぜか病気をした人や障害を持った人は聖人君子なような扱いも受ける。
真面目で、品行方正で、ふざけたことはしない、言わない、質問しない。そんな感じ。
他のトーク番組に出てるつんくは、おとなしく、すごく優等生になってしまっていて、ちょっと息苦しそうに見える。(あくまで私の勝手な見方)
でも本来のつんくはお調子者で、ふざけることが好きで、お笑いが好きで、『HEY!HEY!HEY!』で浜ちゃんに頭叩かれてガッツポーズして喜ぶような人。シャ乱Qのライブもふざけててめっちゃ楽しかったし、もっとイジられたい人。(たぶん)
でも声を出せないことでどうしても会話の瞬発力は落ちるし、病気とは関係ない話題だとしても、ハンディキャップを持ってる人をイジったら弱い者いじめみたいに見えてしまう部分もあるから、悪い言い方するとみんなすごく手加減してるように見える。
でもさんまさんはそれをしない。
今までと同じ接し方。
これはつんくにとって、本当に嬉しいことなんじゃないかなぁ?
すごく大きなお世話な感想ではあるけど。
さんまさんのその気を遣わない優しさが、画面を通して私の方が身に沁みてしまって。すごく嬉しく、そしてすごく優しい気持ちになったのです。爆笑しながら。
筆談は体力消耗する
さんまさんも疲れてたみたいに映ったけど、筆談って本当に疲れると思う。
私もつんくとの会話を見てるといつもちょっと疲れてしまう。(決して見るのが嫌だという意味ではないです)
レスポンスに時差があるから、パソコンで返事する時間を待たないといけない。
文字をしっかり読まないといけない。
画面から目を離せなくなる。目にも疲労が溜まる。
30分見終わったらけっこう疲れてしまう。
つんくはずっとそうやって会話してるんだなと思うと、相当エネルギーを使って生活してるんだろうなと気づいた。
その会話のスタイルで何年も暮らしてたら、それが自然なことになっていると思うけど、自分の気づかない疲れというのは出てると思う。声を出せてた時より余分な体力を使ってるはず。
すごいストレスの中で生きてるつんく。そうせざるを得ないからだとしても、強い人だなと尊敬します。
病気を乗り越えてからのつんくは柔和な顔になった。
ギラギラ鋭かった目が優しく慈しむ目になった。強くて優しい人にしかできない目。
ほんと偉そうなんですが、そんなつんくをずっと応援していきたいです。
まとめ
たまたま録画できてて見れた番組で、さんまさんの人徳とつんくの楽しげな姿が見られてすごくハッピーでした。
視聴者の私が幸せな気持ちになりました。思いっきり笑ってるつんくが見れてよかった。思いっきり笑ってるつんくを見せてくれたさんまさんありがとう。
爆笑しながら優しい気持ちになるという、なかなかややこしい、稀有な経験をしてしまいました。
そして、こんな独りよがりな感想を最後まで読んでくださってありがとうございました。