転勤族が地元に戻れても友達がいない理由はこれだった。

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転勤族ってずーーっと孤独。

知らない土地で滞在期間2〜3年程度で、気心許せる友達を作るのはかなり難易度高いです。

あっと

地元戻りたいなぁ。
昔からの友達と気安くランチしたり出かけたりしたい。

そう思ってたら、夫の転勤先がとうとう私の地元になりました!

やったぁ!友達といられるー!!

と喜んだのはほんの一瞬。

地元にすら友達ほとんどいなくなりました。

どうして友達と疎遠になってしまったのか。

その理由を書き留めます。

目次

最初は地元の友達もとても喜んでくれた

私が地元に転勤になったと連絡した時、友達はすっごく喜んでくれました。

近所に住んで!!

毎週ランチしよ!

いっぱい出かけよ!

すでに多くの友達と疎遠にはなっていたけど、まだ何人か仲良くしている友達はいて、みんなめっちゃテンション上げて喜んでくれました。

引っ越してすぐは、みんなしょっちゅう声をかけてくれて、私は体が一つじゃ足りないかも!

というくらいスケジュールがどんどん埋まり、それは幸せでした。

あっと

地元に戻れてよかったぁ。またいつ転勤になるかわからないけど、今のうちにたくさん友達に会っておこう!

もちろん毎日誰かと会ってるわけではないけど、すぐにまた友達と会える安心感もあり、孤独という心はどこかに忘れ去り、毎日充実していました。

これよ、これが私の本来の姿!(*´꒳`*)

昔の自分に戻れて嬉しかったです。

毎日寂しいと思いながら、ひとりで過ごしていた私は本当の私じゃない。

10年よく我慢したなぁ。

と自分を労って、幸せに暮らしてました。

最初の1年だけ。

2年目以降は、地元にいるのにまた孤独な転勤族の妻に戻っていました。

2年目以降誘われなくなった

地元に引っ越して2年目。

せっかく地元に戻ったけど、結局またいつ転勤の辞令が出るかわからないのでパートに出ることはできません。

新しい友達や知り合いは増えませんでした。

しかも2年目はコロナ禍に突入しました。

世の中みんなステイホーム。

得体の知れない病気に怯え、子持ちの友達も多いのでランチなんてできなくなりました。

その間ひとり。2年くらいずっとひとり。

またひとりに戻ったなぁ。でもコロナ禍だし、みんなそうだししかたないな。

むしろ、今までの孤独生活が功を奏して、そんなに寂しくもない。

テレビつければ

友達と会えなくてつらい

的な話が聞こえてくるけど、

私ら転勤族の妻はずっとそうやって生きてきたんじゃい!

と余裕でいました。

やっとコロナも5類となり、外出もできるようになった頃。

私は誰からも誘われなくなっていました。

私が誘っても、

ごめん。めーっちゃ忙しくて!また連絡する!!

と、乗ってきてくれなくなりました。

前は無理にでも時間作ってくれてたのになぁ…と少しさみしい気持ち。

でも子持ちの友達も多いし、仕事が忙しい友達もいる。

専業主婦の私が無理に誘うのも悪いので、私からは誘わなくなりました。

忙しいって言ってるのに何度も誘われても困るだろうし、毎回断る罪悪感を持たせるのも嫌だったから。

私から誘わなくなったら、本当に誰からも誘われなくなりました。

赴任先が地元になってから5年転勤せずにいるのですが、最初の1年はしょっちゅう友達と会ってたけど、あとの4年間で友達に会ったのって、5〜6回?

半年に一度、実家に帰省していた転勤生活時代のほうが、まだ友達と会えてました。笑

幼馴染は知らないうちに引っ越ししていて音信不通になりました。

あっと

たまたまその子の家の前通ったら、空き家になってました

引越しを知らせてももらえないのなら、私はその子の人生に必要なくなったんだろうな、と諦めました。

地元に戻ったのに、知らない土地に住んでた時と変わらない、おひとりさまを乗り切る生活をしています。

地元の友達にも地元の友達がいる

結局、私は知ってる土地に戻っただけの転勤族の妻でした。

地元の友達は、そこでずっと根付いて暮らしています。

ママ友もできてるし、仕事仲間もいるし、私とは違う高校や大学に通った別の友達との付き合いもあります。

私だけにかまってる暇などないのです。

みんな別に私を嫌いだとか、相手したくないとかではないのです。(たぶん)

単純に自分の日々の生活を過ごしてるだけ。

最初は私が戻ってきたことは本当に喜んでくれて、自分の日常の時間を割いてでも会ってくれていたんです。

でもこれ以上は自分の生活の時間を割くことができなくなっただけ。普段の生活に戻ったんです。

私は動物園のマヌルネコみたいなもんです。

地元の動物園にマヌルネコがやってきたら、

マヌルネコが来たの!?見たい見たい!!

と、みんな早く見に行きたくなるでしょう?

で、見に行ったら楽しくて、また会いに行きたくなるでしょう?

でも続けて3回も会いに行ったら、いくら珍しいマヌルネコでもとりあえず会いたい欲は満たされますよね。

満たされたらみんなしばらく動物園に行かなくなります。そんなもんです。

何も悪くないのです。

私もひとりで過ごすいつもの生活に戻っただけ。

『友達に囲まれて過ごす本来の私』と思っていた私は『過去の私』でした。

今の本来の私は『毎日をひとりで過ごす私』でした。

そんなマヌルネコの私だから、またどこかへ引っ越す時が来たら、みんな時間を割いて会ってくれると思います。

普段は意識してなかったけど、ずっとそこにあった地元のパン屋さんが閉店すると聞いたら、寂しくて最後に行っておきたくなりますよね。

私はマヌルネコであり、地元のパン屋さんなのです。

閉店が近づいたら、その時はみんなとのお別れを楽しみます。

疎遠だけど友達を失ったわけじゃない

幼なじみや学生時代の友達と、ずっと10代の頃の密な関係でいるなんて無理な話ですよね。

10代ほど暇じゃない。

でも、密に連絡を取らないからって、嫌いになったわけではない。

自分の生活を過ごすのに精一杯なだけ。

もしかしたら、専業主婦で何もネタがない私と一緒にいる価値ないな、と思って連絡取る回数減らそうとしている人もいるかもしれません。

でもそれは、その友達と波長が合わなくなっただけで、責めることではないのです。

私も転勤生活で色々学びました。

自分の機嫌は自分で取るもの。

誰かに依存せず、友達とは付かず離れず。

いや、ちょっと離れてるくらいでちょうどいい。

あっと

普段はひとりで平気だけど、友達に会えたらその時は思いっきり楽しむよ!

というスタンスでいられたらいいと思うようになりました。

友達と会わなくなったからって、その人を嫌いになったわけではないのです。

また時間と縁があれば元の関係に戻れます。

なので、今せっかく地元にいるのに友達に会えない。と思うのはやめました。

暇だなと思う日もあるけど、地元でひとりでも全然平気です。

まとめ

転勤族の妻はどこに住んでも転勤族の妻。

地元に戻っても、結局リセットされてるんですよね。

昔馴染みの友達との関係も、地元にいた頃と同じではありません。

みんなそれぞれの生活、人生を送っているので、昔と同じ関係を求めるのはやめましょう。

それでもずっと友達でいられる人は本当に貴重な存在です。

たまにでも会って楽しく過ごせる友達は人生のたからもの。

感謝して、大切にしていきたいです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして。
    同じく転妻でこちらのブログに辿り着いた者です。お気持ち分かり過ぎて何から伝えればいいのやら!の思いでコメントさせていただいてます。そうなんです。友人が意地悪してる訳ではない、自分が悪い訳でない、何が悪い訳ではないと悟れるまでに時間がかかりましたが現在はお一人様を満喫し、何なら他人との行動や環境の違う者同士との近況報告なんて煩わしいな~・・・とまで思うようになりました(^^;)これが幸か不幸かわかりませんが笑
    私は地元に戻れる事はなく友達不在の今の土地で終息を迎える予定なので期間限定でも地元に戻れたアット様が羨ましいです!滞在している間は地元を目一杯満喫してお過ごしくださいね☆

    • Yukiさん、コメントありがとうございます。
      運良く地元に赴任しましたが、それでも10年も離れると街も人の心も変わりますね。それを知れただけでもよかったです。
      「近況報告が煩わしい」読みながら何度もうんうんと頷いてしまいました!お一人様に慣れると誰かと会うのが面倒になりますよね。
      yukiさんも私もふと気の合う人と出逢える時がくるかも知れませんし、これからもひとりを楽しみながらのんびり出会いを待ちましょうね(*´꒳`*)

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