日焼け対策に必死すぎて引く…。でもその考え間違ってました

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ハワイ行くと見かけるんですよね。完全防備してる人。

常夏の島なのに日傘差して、真っ黒な長袖パーカーにレギンス、サングラスにフェイスマスク。

つば広の帽子やアームカバーまでつけてたり。

人相わからない…どころか顔見えない。肌見えない。性別人種不明。

マジ何しにハワイ来たんですか?必死すぎて引くわ〜

そんなタイトル通りの愚痴…ではない、タイトル以上の大切な話をします。

ただの愚痴と思って気分害された人、そのまま気分の悪いままではいないでくださいね。

目次

日焼け対策に必死な人見ると引く…でも

私の子供の頃(80年代)は「日焼けは体に良い」と言われて育ってきました。

なので子供の頃は外でよく遊び、夏の写真に写る肌は全部小麦色。

日焼け止めクリームもなく(あったかも知れないけど)、夏の海水浴では背中や肩は真っ赤に日焼け。

しばらくは熱いお風呂に入れなくて、ほぼ水浴びで数日過ごしたりしました。

90年代後半までは日焼け止めをしっかり塗って海に入る…なんてまだまだ常識ではなかったと思います。

私のバイト仲間も沖縄旅行で真っ赤に日焼けして帰ってきたし、真っ赤な顔のまま接客してたし。

2000年代に入ってやっと日焼け止めが一般化してきたんじゃないでしょうか。

それでも私は若かったので「日焼け止めとか対策とか要らないでしょ?」と思ってました。

だから日焼けが危険とか、美白がなんちゃらなんて概念がほとんどなく、最近になってやっと意識するようになったくらい。

そんなわけで私は美白絶対主義ではないし、美白のために今から銀行強盗でも起こすかのような姿になる人を見かけると、

あっと

どんだけ必死なん?

と引きます。引いてました。

でもそれはとても失礼な誤解だったかも知れない!

光線過敏症という病気を知った

今朝のヤフーニュースで見かけました。

光線過敏症という病についての記事。

日本人に多い疾患だそうです。

日光を浴びると湿疹が出たり、呼吸困難になったりするらしいです。日光アレルギーとも呼ばれます。

その記事について、この病気の人たちがコメント欄に自分の症状を語っていました。

ほとんどの人がこの症状の為に直接太陽光を浴びることができず(というかかなり危険)、肌が一切見えないように、夏でも長袖、スカーフ、手袋まで着用しないといけないと書いていました。

そして、

美白に必死な人と思われて恥ずかしかったり、
悲しい気持ちになる

そうです。

がーーーーーん…

私が見てきた完全防備の日焼け防止対策を取っていた人は、まさにこの病気の人だったかも知れない…。

とてもショックでした。すごい偏見の目で見てしまってたことに。

私が見かけた『完全防備』の人の大半は美白のためだと思うけど、中には光線過敏症の人もいたかもしれないですよね。

日本人に多い病らしいし、絶対いたと思います。

偏見の目で見てしまってごめんなさい。

苦労の多い病だとわかります。

だって、ちょっとコンビニ…どころかちょっとゴミ捨て、に行くだけでも完全防備しないといけないわけですよ。

少しでも太陽光浴びたら最悪呼吸困難が待ってるんですよ。

毎日絶対太陽は昇るし、日常生活を送るのに細心の注意を払わないといけないなんて、相当なストレスがかかります。

ゴミ捨てどころか、ベランダに出るのも大変なわけですよ。

それだけじゃなく、リビングの窓から光が差すのもアウトかもしれないですよね!?

ずっとカーテン閉めたまま、暗い中で過ごさないといけない人もいるかもしれない。

日の光を見たり浴びたりすることで人のメンタルが健康に保たれる、という重要な役割もある太陽光を浴びることができない。

ほんとうにメンタルにも来ると思います。

そんなストレスかかる上に、さらに「どんだけ美白に必死なん?」なんて横目でチラリと見られたら泣きたくなりますよ。

もう偏見の目で見ない!これからは見ない!今まで見てたことはごめんなさい!

まとめ

世の中知らないことはたくさんあって、自分の乏しい知識の中から自分基準の物差しで測ってはいけない

と改めて気づきました。

光線過敏症の人が自らそんな危険地域に足を踏み入れないでしょうから、私が見かけた人達はやっぱり美白に必死な人かもしれません。

でも症状が軽度の人なら服装に注意しながら旅行楽しめるでしょうし、自己防衛した上で夏を楽しまれてるんだから、他人が批判するのはお門違いですよね。

そもそも、美白の為に日焼け対策徹底している人がハワイに行くのも自由なわけで、誰が何をしようと自由なわけで、ただ私の心がひねくれてただけで、ひたすら反省。

私は他人を批判できるほど立派な人間じゃないし、しちゃダメですよね。

今回かなり挑発したタイトルにしましたが、光線過敏症を知らない人が読むからこそ意味があると思ったので、これで良いと思っています。

世の中にはまだまだ知られていない、珍しい病気に苦しんでいる人もいるでしょう。

私のような偏見の目が少しでも減りますように。

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この記事を書いた人

40代転勤族妻。
最近はちいかわブログになりつつありますが、
転勤族専業主婦がおひとりさまを楽しむブログです。夫婦で旅行も楽しんでます。
何かしら皆様のお役に立つ情報をお届けしたいと思います。
(実践は自己責任でお願いします )

コメント

コメント一覧 (3件)

  • はじめまして。
    わたし自身が光線過敏症で、一年中肌を隠して過ごしています。
    今年のような暑さでも、長袖やフェイスマスクは取れなくて、歩いているだけで見られたり笑われます。でもつけないと肌の症状だけでとどまらず発熱や呼吸困難…
    ちょうど「日光アレルギー、マスク、見られる、対策」で検索していて、こちらに辿り着きました。
    長い事この症状と付き合っているので、もう悲しいとも恥ずかしいとも感じないと諦めていましたが、こちらを拝見して、ちょっとホロリときてしまいました。
    説明しても中々理解していただく事が困難で(太陽でアレルギー?本当?少しくらいなら平気でしょ?みたいな感じ)、だからこうしてわかってくださる方がいらっしゃると嬉しいです。
    この症状を持つ人に、こちらを是非読んで!チョー読んで!と言いたいです。
    ありがとうございます(≧∇≦)
    乱文失礼いたしました。

    • ゆゆさん、コメントありがとうございます。
      コメントの通知を見た時、お叱りの言葉かなぁと覚悟して読んだのですが、まさか感謝の言葉を頂けるとは思わずこちらもホロリとしてしまいました。
      私の挑発的なタイトルはこれでよかったのかと揺れています。光線過敏症の人はこの症状を当然ご存知でご覧になることはないと思っていたので、ちょっと意地悪な気持ちで検索した人がこの症状を知って偏見をやめてくれればいいなと思っていたんです。なのにこの症状を持つ人がこんな気分の悪いタイトルの記事を見つけてしまうなんて、目に留まった時のことを考えると悲しい。ゆゆさんも最初は傷つかれたと思います。ごめんなさい。
      アレルギー本当につらいと思います。私もぜん息の気があるので呼吸困難のつらさは少しですがわかります。完璧な健康体の人なんてきっといないと思うので、みんな自分とは違うと認め合って優しく生きていきたいですよね。

  • お返事ありがとうございます。
    前回、怒られちゃうかな…とドキドキしながらコメントしたので、温かいお気持ちがいただけてとても嬉しいです。
    タイトルを初めて拝見した時も、今も、不愉快には一切感じません。なので全く傷付いていなし、むしろ感謝しています!
    服装について、知らない人にも見られたり言われたりが珍しくなくて、気にしていないつもりでも(´・ω・`)←のような顔になってしまうので、わかってくださる方もいるんだ、とわかってとても嬉しくなったのです。
    こちらこそお気を使わせてしまってごめんなさい。そしてありがとうございます。
    むしろハワイの事は「だよなぁ…わかる。」と頷いて拝見していました。
    個人的に不思議なのはハワイだけでなく街中にもあって、半袖にロンググローブをした女性はとても不思議です。
    上腕に5センチくらい素肌の覗く、袖とグローブの覆わない隙間(←伝わりますように)がある人が不思議です。あの5センチの隙間は、世の男性がミニスカとニーハイの隙間を聖域と言うような、神秘的な空間なんだろうか…とか、夏になると何となくソワソワしながら、そういう女性を見ています。
    アホな事書きましたがタイトルも記事の何もかもが、偉そうですが、とても嬉しい出会いでした。
    喘息、身近にいるのですがつらそうです。気圧やなどの環境でも苦しくなりますし、無理なさらないでくださいね。
    あっとさんのおっしゃるように、誰にも優しくて、皆揃って幸せ盛りだくさんな世の中になっちゃいますように(*´ω`*)
    本当にありがとうございますー!
    長文と二度目のコメントでごめんなさい(ノд<)

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