石垣島旅行した時に、ゆらてぃく市場でカニステルという果物を見つけました。
カニステルについての詳細はこちらをご覧ください。

自宅用に市場で買って持ち帰ったのですが、なかなかのボリュームだし、味も謎。
ちょっと食べ切れないなと思っても日は経つばかり。
残りのカニステルも食べ頃を迎えてきました。

さて、食べ方に困ったカニステル。
どうしてやろうかと悩んだ末、プリンにする事に。
味はマンゴーのようなパパイヤのような南国風味。食感はかぼちゃか安納芋か。
思いつくのはプリンしかなかった。
マンゴープリン風になるのか。かぼちゃプリン風になるのか。はたまたとんでもない珍味になるのか。
作り方
今回は食感に重点を置いて、かぼちゃプリンのレシピで作りました。蒸し焼きプリンです。
【材料】
カニステルピューレ2個分 (125g)
玉子 1個
砂糖 大さじ1強
牛乳 60g
生クリーム 60g
【作り方】
①カニステルをざるや漉し器でペーストにします。
ペーストにしてから重さを測り、今回125gになったので上の分量で作りました。100gなら砂糖大1、牛乳・生クリームは50mlずつで良いと思います。玉子は1個で良いでしょう。

②玉子をペーストとは別のボウルに割り、砂糖を加えて混ぜます。
③小鍋に牛乳・生クリームを入れ、弱火にかけます。小さな泡がぷつぷつと出てきたら火から降ろします。

④玉子に③を少しずつ加えて混ぜ、プリン液を作ります。

⑤カニステルペーストにプリン液を少しずつ加えて混ぜ、ペーストを伸ばしていきます。(一気に入れると分離してダマができるので注意)

⑥⑤をざる等で濾してなめらかにします。

⑦耐熱カップにプリン液を注ぎます。

⑧天板にバットを敷き、カップを並べ、バット半分近くまで熱湯を注ぎ(多いとオーブンに入れる時こぼれて危険なので半分以下が良いです)、160度予熱したオーブンで約25分蒸し焼きにします。
20分あたりで一度天板を半分引き出し、その時にプリンがふるふるするようなら25分まで焼いて下さい。(オーブンの状態により変わるので時間は目安でお願いします)
⑨粗熱を取り、冷蔵庫で2時間以上冷やしてできあがり。お好みでカラメルソースやホイップクリームをトッピングして下さい。

【カラメルソースの作り方】
材料
★グラニュー糖(普通の砂糖でもOK) 大さじ4
★水 大さじ2
足し水 大さじ2
①小さい鍋に★を入れ、鍋にはみ出ない程度の火にかけます(かき混ぜない)。
②沸騰後しばらくして、黄色っぽく変色してきたら鍋を回して全体をかき混ぜます。

③ダークブラウンになったら火から降ろし、固まらないように水を半分ずつ入れ、鍋をゆすって混ぜます(ゆるくなり過ぎないように様子を見て量を調整)。煙がぶわぁ〜〜っと立つこともあるけどびっくりしないで下さい(^^)

食べてみた
作った翌日にドキドキしながら食べてみました。
見た目はかぼちゃプリン。おいしそうに見える。匂いはやっぱりカニステル。ちょっと弱くなってるけど。

スプーンを入れるとなめらかプリン。牛乳と生クリームの量減らすともう少ししっかりしたプリンになるかも。
食べます。
どきどき……
あ、
お、
おいしい。
おぉ!おいしい!!これはイケる!
カニステルのエグミをほんのり感じるような気もするけど、カラメルソースのビターな味がうまく和らげてくれてる。南国トロピカル感はかなり減ったけどカニステルはちゃんと感じる。

あれ?おいしいよ?(何口か食べて改めて感じる) 食べづらいなぁと思ったカニステルをどうやったらおいしく食べられるかなぁと考えて作ったから余計に感慨深い。
もうカニステルはたくさん…と思ってた夫もおいしいと驚いてました。ペロッと全部食べてました。
ただやっぱりかなり満腹になりますけどね!( ̄∀ ̄)炭水化物恐るべし!
このプリンはこちらのレシピを参考にカニステル用にアレンジしました。
濃厚なめらか♪かぼちゃのプリン
調理器具の洗い方
前の記事でも紹介してますが、カニステルかなりベタつきます。
尋常じゃないベタつき方します。
中性洗剤でも取れないかもしれません。うちはヤシノミ洗剤で取れず。

そんな時は油を塗りつけて下さい(サラダ油でもオリーブ油でも)。きれいにベタつきが取れます。その後洗剤で洗えば簡単に綺麗になります。( ´д`ll)よかった…
プリンのカップは玉子なども入ってカニステル濃度が薄まってるので、洗剤で落ちます。ご安心を。
まとめ
なかなかのクセモノだったカニステルの消費に困って考えた消費方法でしたが、思った以上においしくできてびっくり。このプリン作るためにまたカニステル買ってもいいと思えるくらい成功でした。
買ってみたものの、カニステル全部食べ切れない…とお困りの方におすすめです。
