おひとりさまを楽しむブログのくせに一人で外食ができません。
情けないことだとわかってるのだけど、一人で食事をすることにものすごい抵抗があります。みんなどうやって乗り越えてるんだろう?
できない自分の言い訳もしつつ、客観的に分析をしてみました。
すると自分がどうして一人で外食することに抵抗があるのかがわかりました。
そしてそれは全然悪いことでもないことがわかりました。
一人で外食できない悩みを抱えてる人も同じかもしれません。参考にしてみてください。
緊張する
一人でレストランやカフェに入って食事をするのがとても緊張するんです。
そもそも私は初対面の人と食事するのも緊張します。気心知れた人とでないとリラックスして食事ができない。
食べる姿ってなんか恥ずかしい。
別に誰かに「食べ方が汚い」と言われたこともないし、箸の使い方もちゃんとしてるし、魚の食べ方はきれいだと褒められるし、口も小さいから大口開けて食べないし、自分の食事の姿勢は何も恥じるものがない。
でもなんか恥ずかしい。
自分がひとりで黙々と食べている姿を公共の場に放っているのが恥ずかしい。
誰も私の食事してる姿なんて気にしてないのはわかってる。
誰かにじーーーっと眺められるわけでもない。そんな目に遭ったこともない。でもできない。
だからといって他人が外で食事していることに「恥ずかしいことよくするなぁ」と思ったことは一度もない。
それどころか尊敬と羨望。自立した大人だなぁとかっこよく見える。
一人で食事が楽しくない
外食に楽しさを見いだせないでいます。
一人での食事は楽しみではなく「作業」だと思ってしまうので、どうしてもリラックスできません。
子供の頃は家族で外食するのが楽しみで仕方なかったけど、大人になって友達や職場の人との外食が増え、メニューの味の想像ができてしまうようになった、というのも理由のひとつ。
高いお金を払ってまでこの味を食べたくはないなぁ、家で作れるもんなぁ、と躊躇してしまい、結局家に帰ってしまいます。
私はケチなんだと思います。
このクォリティならこの金額出してもいい!と思えるストライクゾーンがものすごく狭い。
こんな私ですが、
旅行先なら一人でもレストランに入れるんです。特別だから。
ご当地ならではのものを食べられるという楽しみがあるから。
家に帰れるわけでもないし、外食するしかないと追い込まれているから。
追い込まれないと一人で外食できない。情けないなぁ。
ひとりでカフェでくつろいでる人はどうやってリラックスしてるんだろう?と不思議です。
あんなパブリックな場所でどうやって落ち着くことができるんだ!?
決してバカにしてるわけじゃなく、本当にそのコツを、その心理を伝授してほしい。本当に知りたい。
フードコートでなら一人で食事できる
私の場合、フードコートは躊躇なく利用できるんです。
あの雑然とした感じ。
人が入り乱れて騒々しい感じ。
何が何だかわけわからない感じ。
雑踏に紛れる感じ。
あの中にいると自分という存在が簡単に消せるので、一人で食事することが苦じゃないんです。値段も知れてるし。
”その他大勢”になれるってすごい安心感。
フードコートは私のオアシス!
でもこのオアシスは混みすぎて席が確保できないこともあって、結局家でランチになることも多い。ライバルだらけ。
分析してみた
というわけで一人で外食ができない自分を分析してみました。
私は自己防衛本能がすごく高いという結論を出しました。
食事というのは生物の三大本能のひとつ「食欲」に直結している行動なわけです。
三大本能を満たしている時、生物は無防備です。
本来この無防備になる行動は安全な場所でないと行えないわけです。
無防備な状態で、隙だらけの状態で敵に襲われたら命が危ない。
警戒に警戒を重ね、安全な場所だと判断した時に、生き物はやっと本能と生理的現象を満たす行動を取るのです。
ということは、
私は公共の場で一人で食事をすることは安全ではないと警戒しているのです。たぶん。
警戒して落ち着かないから一人で外食ができないのです。たぶん。
警戒しまくるということは生物として弱いのです。たぶん。
草食動物みたいなもんです。たぶん。
一人で外食、一人で行動が平気な人は生物として強いんです。きっと。
自問自答だったけど、この結論を思いついたらなんかすごく腑に落ちました。
うん。確かに私は弱い。
そのくせ単身で海外移住経験のある、意味不明な行動力も持ってます。
うーん、人間の心ってよくわからない。
ひとりカフェができないことは恥じゃない
ずっと一人で外食ができないことがコンプレックスだったんです。
甘ったれてるようで、自立できないようで、大人として情けない。恥ずかしい。
なんでも一人で平気なのが立派な大人だ。と思っているから。
ひとりカフェでリラックスする方法を伝授してほしいと言ったところだけど、最近はもう一人で外食できないなら家で食べればいいじゃないと思ってます。
何も悪いことじゃない。誰に迷惑もかけてない。外出先でちょっとお腹が空いて大変な思いするのは自分だけなんだし。
自分の家でゆっくりと、心からリラックスして食事したりお茶を飲むのが一番幸せなおひとりさま時間ではないのかな。
そう思ったらなんか急に気がラクになって、自分のお気に入りのパン屋さんで好きなパンを買って家に帰って、自分の好きなハーブティーを入れて、もうおやつの時間になってしまったランチタイムをひとりでゆっくり心から楽しみました。
ちなみに私の今一番のお気に入りのパン屋さんはJEAN FRANCOIS (ジャンフランソワ)。
ちょっとお高めだけど、私には払う価値のあるパン屋さん。
おうちでこのパン食べるのが至福の時間。
一人で外食ができないことを恥だと思うのはやめようと思います。
むしろ私は自己防衛本能が高性能に作動している優れた生物かもしれない。( * ॑˘ ॑* )弱者なりの自己肯定
自分を否定ばかりするのは良くない。
もうこの歳(アラフォー)になったら、否定ばかりするより受け入れていった方がいい。
その方が心が救われる。悩みが減る。
まとめ
近所に友達や知人のいない転勤生活ももう10年も経つというのに、いまだに家族や友達に囲まれてた、誰かと一緒に食事をするのが日常だった独身時代の感覚に、ずっと縛られています。
一人で外食なんてできない!本当は誰かと外食を楽しみたいのに!
と嘆いてばかりいるから寂しくなるしつらくなる。
一人で外食するのが無理なら家でひとりで気楽に食べればいい。
その方がどんなに楽しくリラックスして食事できることか。
私は自己防衛本能に優れているだけなんだから。
そして時々友達と外食できることの喜びと幸せを噛みしめよう!うん、そうしよう。
私は一人で外食ができない人間です!
家での食事サイコー!落ち着く〜♡(⁎˃ ꇴ ˂⁎)
この記事を読んで、同じように「一人で外食ができない」と悩んでいる人の心が、少しでも楽になってくれたらいいなと願っています。
そして、どうにか克服したいと思ってる人は、ショッピングセンターのフードコートから挑戦してください。
ハードルかなり低いです。きっとできます!健闘を祈ります。