定山渓ゆらく草庵の朝食・夕食・お茶バイキングの話

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北海道札幌市にある定山渓ゆらく草庵。

前回は部屋と温泉の情報をたくさん紹介しましたが、今回はお食事編です。

夕食・朝食付きのプランで宿泊したので、食事の感想と、食事の間に楽しめる『お茶バイキング』と『お凌ぎ』も紹介します。

写真たっぷりあるので参考にして下さい!

お部屋編はこちら!

目次

夕食

共立リゾートの夕食は、前半17時30分〜、後半20時〜の二部制になっています。

公式サイトでは、後半は20時からとなってましたが、私たちが宿泊した時は「19時45分から」と案内されました。

わが家はいつも後半の部を選びます。

チェックイン前におやつを食べたり、あとで紹介する『お凌ぎ』をいただくので、17時半にお腹が空かないのが理由です。

小さいお子さんのいるご家族は早い時間が良さそうですね。

あっと

実際後半の部は子どもの声はほとんど聞こえてこないです

前八寸

テーブルには前八寸(前菜的な品)と食前酒が用意されていました。

ほっけの麹漬けや南蛮漬けなどのおつまみと、小さめの蟹のおこわ。

私は真ん中の黄色い小鉢、さつまいものカシューナッツ和えがお気に入り。

右手前の茶碗蒸しは席に着いてから熱々を持ってきてくれます。

この日の食前酒はナイヤガラワインのカクテル。うっすらとピンクがかった色が上品です。

席に着いたらスタッフさんがお酒は飲めるかどうか確認をしてくれるので、飲めない人も安心。

私はお酒が飲めないので、洋梨のジュースに替えてくださいました。

食前酒のあと、夫はサッポロクラシック(生ビール)を注文。

時々サッポロクラシックを置いてないホテルがあるんですよね。

北海道なのに…

と夫はがっかりしてます。ここはあってよかった。

私はハスカップソーダにしました。カシスに似た味でしっかり濃くておいしかった。(ちょっと甘めです)

ここで言うのも何ですが、共立リゾートの食事って感動するほどのおいしさはないんですよねぇ…

まずくはないです。普通。至って普通。

リゾートホテルで食事普通ってどうなん?

とも思いますが、他のサービスをがんばりすぎて食事にコストかけられないのかなぁと思ったり。

工夫はされてるんですけどね。

でも普通。

お食事に戻りましょう。

お刺身

まぐろ、寒ぶり、イカ、甘エビ、ホタテ

お刺身はおいしかったです!どれも臭みまったく無し。満足。

お酒飲む人はもう少し欲しかったかもしれないですね。

食事は全体的に少量です。少食の私はちょうど良くて助かる。

台の物

神居牛のしゃぶしゃぶ。

お鍋の形がお鍋っぽくなくてなんか好き。ええとこのお鍋って感じする(*゚∀゚*)

そして謎のアフタヌーンティースタイル。

一度に持って来れてタイパ良しって感じですかね?ちょっとおしゃれにも見えるし?(見えるか?)

神居牛はさっぱりしていておいしかったです。サシが入ってるのにくどくない。

我ら中年夫婦にはこのくらいのさっぱり感がありがたい。霜降りが過ぎてほぼ白いお肉は胃もたれする。

しゃぶしゃぶの具材に芋もちも入ってたのが北海道らしくてよかったです。いももち大好き。

蒸し物

湯けむり蒸しと言うそうです。

温泉の成分のせいですかね?ほんのり燻製の風味でおいしい。ぱくぱくいけちゃいます。

心ばかり

この後に『心ばかり』という選べる一品を頂けます。

これも共立リゾートの名物ですね。

初めての時は「そんなサービスまでしてくれるの!?」と感動しました。

よく考えたら最初から食事の一品に組まれてるものなのですが、こういう演出は嫌いじゃないです。( *´ω`* )

5種類から好きなものを選べます。

この日は、じゃがバター/あんこうの唐揚げ/ビーフシチュー/クリームチーズサラダ/鮭とはたはたの飯寿司

夫はじゃがバター、私はビーフシチューを選びました。

このビーフシチューがめっちゃおいしかったんですよ!!

散々、「料理が普通」と褒めも貶しもしない感想ばかりでしたが、これはおいしい!!また食べたい!メニューにあったらぜひ選んで欲しいです!

あまりに私がおいしいおいしいと言うので、夫が追加でビーフシチュー頼んでました。

あっと

スタッフさんが追加どうですか?と聞きにきてくれます

夫もおいしい!と喜んで食べてました。量も少ないので満腹が近づいていても安心して食べられますよ。

じゃがバターは塩辛付き。北海道のじゃがいもってやさしい甘みがあって本州では食べられないおいしさなんですよね。なので、こちらもおすすめ。

全体的に量が少なめで、少食の人はこれでも満腹になりますが、男性や食べるの大好きな人はちょっと物足りないかもしれないので、心ばかりで食事量を調整すると良いです。(もしくは夜鳴きそばを楽しみに待つか)

お食事

3種類から選べました。

私はニシンそば、夫はマスの炊き込みご飯を注文。

この日は、ホッキ貝のカレー/ニシンそば/マスの炊き込みご飯

にしんの甘露煮はおいしかったです。そばはやわらかくて香りもなく残念な食感でした。

北海道はそばもおいしいから期待したんですけどダメでした。お出汁も普通。でもにしんがおいしかったので良しとします。

炊き込みご飯はおいしかったです。こっちにすればよかったなぁ。

写真は私が逆から撮ったので配列が変に見えますが、左にご飯、右にお味噌汁、奥にご飯に乗せる鱒いくらの醤油漬け、お漬物が付いてました。ご飯はゆめぴりかなのが嬉しいですね。

デザート

最後のデザートはフルーツあんみつでした。

真ん中に見える緑色のはかっぱの練り切り。カッパの伝説がある定山渓ならではです。かわいい♡

いつも食べきれない私が食べ切ることができました。(多少夫に助けてもらいましたが)

2010年代までに比べると、夕食の量が少なくなってきているように思います。

食べきれない人も多くて、食品ロスをなくすために量を減らしてるのか、コストダウンで減らしてるのかわかりませんが、食べきれない罪悪感がなくなるので私はありがたいです。

量が減るのは良いのですが、今回の食事は質のコストダウンも見えました。

そこそこの宿泊料なので、もう少し味で感動できる食事をしたかったなぁと思いました。感動したのはビーフシチューだけでした。

宿泊プランをチラ見する

朝食

朝食の時間は7時〜10時(入場は9時まで)で、時間も選べます。

私たちは朝食前に温泉に入りたかったので8時からでお願いしました。

朝食会場も夕食と同じレストラン。

ずいぶん奥の方の席に通されました。

奥のカウンター席でしたが、その周辺は全員日本人の客でした。

韓国人、中国人のお客さんとは声の音量が違うので、分けてるのかもしれません。日本人は静かなのが好きですからね。

でも大半が中韓のお客さんなので、日本人は隅に追いやられる感も否めず。(^^;

そこに不満はまったくなくて、日本人客が少ないんだなぁと思っただけです。すみっこ落ち着くし。

料理

真ん中のお皿の魚は焼き台に載せてしまいました。

小鉢がたくさん。少しずついろんなものが楽しめるのは嬉しいですね。

お味噌汁は蟹汁、お米は釜で炊き立てのゆめぴりか。

席に着くと、「お目覚めの一杯」という飲み物を選ばせてくれます。

種類を忘れてしまいましたが、私たちは牛乳をお願いしました。

冬の牛乳は濃厚でおいしいので牛乳一択です。やっぱりおいしかった。(夏の牛乳はさっぱりしてます)

ちょっと面白かったのは白い卵焼き。餡をかけて食べます。

味はなんか甘かったです。黄色い卵焼きのほうが好きかな。

でも色々考えてくれてるのは嬉しい。肉どうふおいしかったです。

この他に「ご飯の友」も選ばせてくれます。

この日は、おかず納豆/温泉玉子/焼き海苔/松前漬け

夫は納豆と温泉玉子を。私は松前漬けだけ頂きました。

デザートはりんごゼリー。

食事の味はまぁ普通です。(そればっかり…)

でもたくさんあったので、ちょっと食べきれずに残してしまいました。ごめんなさい。

窓の前の席だからかちょっと寒かったので、冬は丹前を着て行って下さい。特に足下が冷えるので、丹前を膝掛けにしたくなります。

お茶バイキングが楽しい

チェックインした日の夕方に1階の喫茶室でお茶のバイキングが開催されます。

喫茶室はこじんまりとしてるので、好きなティーバッグを選んで部屋で楽しむことができます。

中はこんな感じです。レトロ喫茶という雰囲気で、高齢世代には馴染み深く、若い人にはエモい場所かも?

8種類のお茶とコーヒーがありました。

この日は、出汁の茶/棒ほうじ茶/黒豆茶/弘法茶/ごぼう茶/ジャスミン茶/生姜紅茶/ルイボスティー/グリーンルイボスティー

喫茶室も素敵ですが、部屋で持ち帰って飲めるのが嬉しい!

紙コップに何個かティーバッグを入れて、部屋に戻ってお湯を沸かして飲みました。

あっと

出汁の茶はお吸い物感がクセになるおいしさ!グリーンルイボスティーも飲みやすい♪

口コミでは、

喫茶室がせまい!

すぐ満席になって飲めない!

とお怒りの声もあるみたいですが、私は部屋でゆっくり飲める方が嬉しいので全然問題なかったです。

お茶バイキングの目の前にも広いくつろぎスペースがあるので、部屋から出て気分転換したい人はこちらで飲むのもおすすめ!

お茶バイキングは19時までですが、ここだといつでもお茶を飲めます。

それにしても、説明書きのプレートは韓国語が一番最初です。ここは日本じゃないのかもしれない…

滞在中ずっと韓国語ばかり聞こえてました。

なんでこんなに韓国人に人気なんだ??ドラマのロケ地にでもなったんでしょうか?

お凌ぎ

17時頃から(すみません時間忘れてしまいました)、お茶バイキングと同じ場所で夕食までの小腹を満たしてくれる『お凌ぎ』が用意されます。

この日は揚げ芋でした。じゃがいもだけのコロッケみたいなやつ。写真撮るの忘れました。

おいしかったです。たくさん食べてしまいそうになったけど、夕食が食べられなくなるので一つで我慢しました。

日によってメニューが変わるかもしれないので、行ってからのお楽しみにして下さい。

お凌ぎの時間は19時くらいまでだったと思います。

夜鳴きそば

30代の頃は夜食に夜鳴きそばも食べに行ってました。

あっさり醤油味のラーメンがおいしいんですよねぇ。

量も半玉くらいでちょうどよくて、夜にラーメンをすする背徳感も相まってもうおいしくて!

以前は食事の時間も3回くらいの時間から選べていて、19時くらいから夕食を食べて22時半頃にラーメン食べるというくいだおれ状態でした(笑)

夕食も二部制になり、もうさすがに夜鳴きそばの時間は満腹なので食べに行けなくなりました。

もう5年以上食べてない。ちょっと恋しいけど40代が夜中にラーメン食べてはいけない ゚(゚`ω´ ゚)゚

でもおいしいしお得感もあるので、お腹に余裕のある人はぜひ食べに行ってください!

宿泊プランをチラ見する

まとめ/部屋編は前の記事で

ゆらく草庵の食事は色々楽しませてくれて、ずっとお腹いっぱいです(笑)

私はお茶が大好きなので、お茶バイキングが大満足でした!

食事の味は正直ほんとに普通なんですけど、そこもカバーしてくれる特別な空間と時間を過ごせるので、良い宿だったと思います。

食事編で言うのもなんですが、お部屋がほんとに素敵ですごく気に入りました。

雪が多くて移動が厳しい季節に泊まるには本当にぴったりの宿だなぁと、冬にまた来たいと思いました。

夏は我が家は違うエリアに行ってしまうので、ゆらく草庵は冬の宿となりそうです。

最後の一泊新千歳に行きやすいところで…という時は泊まるかもしれません。

みなさんの北海道旅行の参考になりますように。

部屋をじっくり吟味したい人は前の記事を参考にしてください。

お部屋編はこちら!

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