冬の北海道旅行。今回は定山渓にあるゆらく草庵という宿に一泊しました。
共立リゾートのホテルで「ラビスタ (LA VISTA )」と言えばわかる人も多いかと思います。
サービスいっぱいで行くのが楽しみになるホテルですよね!
ゆらく草庵も良い宿でした!
今回も温泉付きの部屋に宿泊したので写真たっぷりでレポートします。
紹介したいことがいっぱいでめちゃくちゃ長編になりそうなので、『部屋編』と『食事編』に分けました。
どうぞ参考にしてください。
食事編はこちら!
ゆらく草庵は和にこだわった宿
共立リゾートが運営する『ラビスタ』は洋風のおしゃれなホテルというイメージですが、ゆらく草庵は和風のお宿です。
出雲大社の近くにある『いにしえの宿 佳雲』と同じタイプです。
私たちは冬に行ったのですが、雪景色がよく似合う素敵な外観でした。
和風ということで外国人観光客に大人気!特に韓国の人に人気のようで、私たちが泊まった日は
8割韓国人、1.5割中国人、0.5割日本人
という感じでした。
ほぼ日本語聞こえてこなかった!
私たちが韓国旅行したのか?と思ってしまうほど。
でもスタッフの人達わりと日本語で押し通してて強かった(笑)
大声で騒ぐ人はおらず、宿泊で困ることは何もありませんでした。
無料送迎バスがあります
札幌駅から無料の送迎バスが出ています。
冬はほぼ雪道の運転に慣れてない人間がレンタカー借りて乗るのは危険。
なので、冬に北海道旅行する時は電車とバスで移動するようにしています。
なので無料の送迎バスありがたい!
すぐ満席になるみたいなので、宿を決めたら早めに予約することをおすすめします。
満席になったら公共のバスで行くしかなくなります。
バスは立派な観光バス。(マイクロバス程度かと思ってた…)
出発の15分前くらいに着いたのに、すでに座席の9割近くが埋まっててびっくり!
なんとか夫婦並んで座れました。
こんなにたくさん泊まるんだ!と驚いてたら、すでに1台出発済み。
観光バス2台出るの!?すご!!2台分の人数無料送迎なんてすごすぎ。
バス乗ったらほぼ韓国人。この日は私たちの他に日本人の客は1組だけでした。
でも運転手さん日本語オンリー!!!
つよっ!!
バスが発車したら宿の紹介動画が流れます。
でも動画も日本語オンリー!!!
もはや清々しい…
外国人観光客に全然媚びない姿勢嫌いじゃない。
けっこう大音量で流してるけど、客の9割内容わからず。
3分ほどの紹介ビデオが終わったら…
また最初から流れます!!!
え!?これ定山渓着くまでずっと流す気!?Σ( ˙꒳˙ 😉
元気ハツラツなスタッフさんたちの「こんにちは〜!」のあいさつ動画をあと何十回聞かされるん??
と夫とウンザリしてたら、
4回目で止めてくれました。よかった…。
ホテルに着いたら、運転手さんが
バスの中で部屋の鍵を渡しますので、まだ降りないでください
と日本語で説明。
誰もわかってないのでみんな席立ち始めます。カオス。
ホテルのフロントの人がバスに入ってきて、やっと英語であいさつされてました。
激つよエピソードが多すぎて、まだホテルに入ってないのに1200文字超えました(笑)
チェックインはバスと個人で違う
館内はすべて畳敷きなので、入口で靴を脱ぎます。
鍵付きの靴箱があるのでそこに2人1箱で靴を入れます。
冬の雪の時期だからか、靴用の除湿剤を用意してくれててすてきな心遣い♡
送迎バス利用の人
送迎バスで来た人は鍵を渡されるので、そのまま部屋へ行きます。
一度に数十人フロントに集まると大変なので、先に部屋に通してくれるのは効率良いシステムですね。
10分後くらいにスタッフさんが部屋に来てくれて、夕食時間の確認や館内の説明をして下さいます。
これでチェックイン完了。
個人で来訪の人
レンタカー、自家用車、公共バスで来た人はフロントでチェックインします。
ウェルカムドリンクを用意してもらえます。
抹茶を立ててる人がいらしたので、たぶんお抹茶出してくれるんだと思います。いいなぁ♡
部屋
では一番気になる部屋レポートを。
デラックスツインを予約していましたが、フォースという4人泊まれる部屋にアップグレードされていました。
夫婦二人なのに4人用なんて恐縮です。
部屋のスライドドアを開けると…
廊下長っ!!
どこ開けたらええの!!?
とりあえず引き戸全部開けて、最後まで居間が出てきませんでした。
一番ほしいものって最後まで出てこない…。
一番奥の左側の引き戸を開けると、
じゃーん!!
パノラマ撮影〜〜!(ドラ⚪︎もん)
長方形に広い部屋。
めっちゃ広いわけではないけど、それなりに広さはあります。
ソファは座面はふかふかで気持ちいいけど、しっかりとした木枠。
だら〜っと身を委ねて頭をもたげると、背もたれの枠にゴツっとぶつけるのでご注意。
なので、ソファでだら〜〜っと寛ぐのはあまりできないかもしれないです。
ベッドはこちら。和室にベッド置いても違和感なくて素敵。
各ベッドサイドにコンセントとUSBポートがあります。
寝ながらスマホの充電もモバイルバッテリーの充電もできます!
ベッドサイドのライトは無段階で明暗調節できます。これも嬉しい!
めっちゃ明るいか消すかしかできないライトもありますからね。よかったよかった。
もう一つの寝室
この部屋はフォースという4人用の部屋なので、もう一部屋寝室があります。
私たちは使用しませんでしたが、落ち着いて眠れそうなお部屋です。
こちらも各ベッドサイドにコンセントとUSBポートあり。
壁掛けのテレビ、空気清浄加湿器もあります。
リビングエリアに戻って
ソファの前にはテレビコーナー。
…ってテレビどこにあるん!!?
と思いきや。
引き戸をすらっと開けるとご登場!
テレビ見ない人は引き戸を閉めておけば雰囲気も良く、生活感も隠せます。粋です。
テレビの下にドリンクコーナー
と呼ぶには「和」すぎるので… お飲み物処??
お湯呑み、鉄瓶の急須、コーヒーカップとソーサー、グラスが用意されてます。
そして共立リゾートと言えば!のコーヒーミル付きのコーヒーセットもしっかり完備。
しかもKalitaです!立派なやつ!!
やっぱり挽きたての豆は香りがいいですね。
ちいかわ達も香りにうっとり。
手動のコーヒーミル初めて使ったのですが、力入れずにガリガリ挽けて欲しくなった!(ほんとに買いました)
アンティーク風なのもいい感じ。
冷蔵庫
冷蔵庫と電気ケトルはこちら。お水もたくさん用意してくれてます。
後述しますが、1階に『お茶バー』があり、好きなティーバッグを部屋に持ち込めるので、お水多めに用意してくれてるのだと思います。(定山渓なら水道の水もめちゃくちゃおいしいんですけどね)
冷蔵庫には冷凍スペースもありますが、アイスクリームを凍らせておくほどの威力はないのでご注意を!
大浴場でアイスの無料サービスがあるのですが、部屋のお風呂に入る前にもらって、入浴後に食べようと入れておいたけど、
袋の中でドロドロに溶けてました 。°(°´ω`°)°。
お菓子は月寒あんぱん
と、焼とうきび(スナック菓子)を用意してくれてました。
月寒あんぱんがホテルのお茶請けに添えられてるのは初めて見ました。
もしかして、ゴールデンカムイ人気からのチョイス?
とか思ったりもしましたが、パッケージがゆらく草庵オリジナルなので便乗ではなさそうです。
とは言いつつ、ゴールデンカムイ好きにはニヤリとしてしまうお菓子。
いや、「キエエ!」としてしまうお菓子?( ̄∀ ̄)
あんぱんというよりはお饅頭のような。でもやっぱりパンなような。
こしあんはほどよい甘さでほんのりと塩を感じます。
モモンガと一緒に食べました。
クローゼットは廊下にあります
雪国らしいふかふかの丹前とファブリーズ的スプレー。
大浴場へ行く時はカゴに着替えやタオルをつめて持っていけます。
着替えは作務衣。
浴衣をご希望の人は1階で無料貸し出しがあります(後述します)。
貴重品ボックスは暗証番号ではなく、物理的な鍵式。
トイレ
トイレはこんな感じ。
ペーパータオルで衛生的。
トイレットペーパーホルダーの上が棚になってるのでスマホ持ち込んでも置き場に困りませんよ。
部屋のお風呂
こじんまりとした檜風呂。ヒノキの良い香りがしました。
共立リゾート系は客室風呂がせまいのが残念なんですよねぇ。
でも座ると足は伸ばせます。夫も伸ばせてたと思います。(夫の身長174cm、私162cm)
だら〜っと寝そべることはできません。
一人で入ると対角線上でそれなりにのんびりゆったり浸かれます。
夫と入ると横に並ぶのはぎゅうぎゅうです。
向かい合わせに入ると二人とも足を伸ばせます。
広くはないですが、二人で入るにはまぁ十分な大きさです。
お風呂からの眺めはこんな感じ
雪景色が綺麗で、少し開く窓からの冷気が気持ちよくていつまででも入れてしまいます。
温泉はけっこう熱いです。水足して入るのをおすすめします。
お湯は少し白濁していてやわらかく、においは特に感じず。
肌にやさしくまとわりつく感じ。入浴後はお肌スルスル♪
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはPOLAでした。
洗面所
洗面台が2つあります。
ええホテルあるある。洗面台2つありがち。
ちょっといいスキンケアサンプルありがち。
アメニティは歯ブラシが用意されていて、その他は1階の売店前に置いてあるので、必要な分だけもらいましょう。
宿泊プランをチェック!
大浴場の良いところ・残念なところ
私は部屋のお風呂しか入ってないのですが、夫が大浴場にも行ったので感想を聞きました。
街中のホテルなので、露天風呂からの景色はついたてで覆われていて残念。
大浴場のお湯は消毒しないといけないので仕方ないけど、やっぱり部屋でいつも新しいお湯を掛け流しできるのが最高。
とのことでした。
泉質は完全かけ流しの部屋風呂がおすすめですが、広々と入る醍醐味は大浴場じゃないと味わえない!
部屋に温泉はあっても一度くらいは入ってもいいですよね。
大浴場に行くと、アイスクリームやソフトカツゲンももらえるし。
まぁ、ちゃっかり頂いて部屋で飲みましたけど。ニュウサンキン!ニュウサンキン!
貸切露天風呂は大混雑の行列
貸切風呂は予約制ではなく、あいてたら入れるという形です。
なので早い者勝ち。
そして韓国人に大人気で、順番待ちの列がすごいことになってました。
夕食会場の隣に貸切風呂があるのですが、夕食に来た人とお風呂待ってる人がごっちゃになって大混雑!
予約のいらない貸切風呂って、行ってみてあいてたら入る。使用中なら引き返す。
という感じで、お風呂の前で待ってる人を見たことがなかったのですが、こんなに露骨に待っててびっくり。
貸切風呂は競争率高くて入れないかもしれません。
露天風呂を堪能したいなら大浴場に行くのもおすすめです。みんな貸切風呂に並んでるので空いてます。
むしろ大浴場が貸切状態になりそう!?
夫は貸切状態でのびのび入れたそうです
浴衣の貸し出しも大行列
館内着は作務衣がデフォルトで部屋に用意されてますが、かわいい柄の浴衣も1階で借りられます。
浴衣処という場所にいろんな柄の浴衣があります。
16時半から貸し出してくれるようですが、
韓国人に大人気で、「何事!?」とびっくりするほどの長蛇の列ができてました!
10mくらい並んでました。
早い者勝ちなのでみんな早くから並んでました。この背面に男性用もあったと思います。
私は浴衣は歩きにくいし、袖が邪魔だしで、作務衣のほうが好きですが、海外に人からするとやっぱり日本の民族衣装(?)に心惹かれますよね。インスタ映えもするだろうし。
借りたい人は16時半より前に並んでおくことをおすすめします
宿泊プランをチェック!
まとめ/食事編は次の記事で
ゆらく草庵の客室は落ち着く空間で大満足!
紹介したい情報がいっぱいでかなり長くなってしまったので、夕食、朝食、お茶バイキングの紹介は次の記事に分けます。
部屋と温泉の情報は以上ですが、全体的な感想としては満足です。
スタッフの方も丁寧で愛想もよくしてくださるし、何も不満はありませんでした。
『食事編』も詳しくレポートしてるので、ぜひ参考にしてください!
食事編はこちら!